2014年10月26日

発症一年。

先日10月24日を迎え、脳梗塞を発症してちょうど一年がたった。

再発の危険におびえながらなんとか一年生き延びることができた。

仕事も順調に復帰し、体調も波はあるが十分な回復をしたといってもよいだろう。

通院も間隔がだんだん遠くなり、自分が去年まで入院してた事実さえも

記憶に薄くなっていくようだ。

毎日飲む薬だけが九死に一生を得たあの日を思い出させてくれる。

思い出したくもないが、でも忘れてはいけない。

もし、万一再発すれば、当時より命を落とすリスクは間違いなく高い。

その時に俊敏に対応できるよう、薬と同様に携帯の所持だけは欠かせない。

自分の危険は自分で回避する。これ教訓。  


Posted by べる  at 20:15Comments(8)

2014年10月19日

体調管理

最近、急に寒くなってきた。

温痛覚麻痺になって唯一良かったと思うことは、寒い時も暑い時も半分はそれを感じないことだ。

半分だけ、エアコンスーツ(byドラえもん)を着ているといっても過言ではない。



寒い時は麻痺してる方の感覚に寄り添うと暖かく感じ、暑い時は涼しく感じる。

ただ、これは嘘の感覚であるので、これに頼りすぎると当然体は弱っていく。

左半身の健常な感覚を正直に感じ、寒い時は一枚余分に着ないと風邪をひく。

最近、厚着をすると麻痺側の火照り感がすごくて、ついつい布団も着ずに寝てしまっていたが、おかげで風邪をひいたようでのどが痛い。

体調管理も一筋縄ではいかない。難しい季節がやってきた。



  


Posted by べる  at 21:57Comments(11)

2014年10月12日

爪切りが怖いんです。

また、爪が伸びてきた。

ワレンベルグになってサクサクできなくなったことのひとつに「爪切り」がある。

自分の爪は山なりにそってるため、一般的な爪切りだと少し爪をつぶしながら切る。

つぶしすぎると当然痛いので、健常時はつぶし加減を痛くない程度で感じながら切っていた。

伝わりにくいかと思うが、ようは爪が切れるのを「感じながら」切っていたのが、半身の温痛覚麻痺によって、右手右足の爪を切るときに今まで感じていた感覚が感じれなくなってしまったのだ。

大げさに言えば、肉を切っていたもわからない恐怖がある。

おぼつかない左手で右手を切るときは、頼れるものはもう「目」しかない。

慎重に、肉を挟んでないか、爪をつぶしすぎてないかひとつひとつ「目」で確認しながら爪切りをする。

その集中と恐怖に耐えることに費やす精神力は半端ない。

たかが爪切りがこんなにも難しくなるとは思ってもみなかった。

まるで、別人の爪を切っているようだ。

以前は白い部分がほとんど残らないようにギリギリで切ってた爪が、今や白い部分を残さずきるなんてそんな冒険はできない。

今日もなんとか作業は終えた。

そもそも、なんで爪って伸びるんだ!?  


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2014年10月07日

視床痛

これから視床痛の酷くなる季節になる。

視床痛とは脳疾患独特の症状で要は、脳があやまった信号を発して痛みもないのに”痛み”の信号を送ってしまうものである。

症例は様々で常に若干の疼痛と戦いながら生活してる人も見える。

自分は、右半身が温覚麻痺のせいで、寒い時に寒く無いので右半身が異常に暑く感じる、それにともない疼痛が酷くなる。

これから寒くなって、嫌な季節になる。

冷水過敏には恐怖の冷たい雨や雪が多くなる季節。

体制と体調を万全に整えて乗り越えたい。

  


Posted by べる  at 03:11Comments(3)

2014年10月03日

骨盤で歩く。

こないだ、テレビで骨盤の動きを矯正することで、ランニング、野球、テニス、いろんなスポーツで上達を見せるメソッドが紹介されていた。

「クオ・メソッド」というらしい。

本格的に取り組んだわけではないが、骨盤の動きを意識しながら歩いてみた。骨盤を押し出すように意識して歩くと、不思議なことに自然と足が前に出て、連動するように手が振れる。

今までは力の入らない太腿に一生懸命力を入れて足を前に出してた感じだったが、骨盤を意識して動かすだけで自然と歩ける。

しかも、この歩き方だと早い。とにかく自然に足が出るのでスタスタ歩ける。

ただ・・・。

足をついたときの衝撃は結構大きいので、調子に乗って歩いてると足の裏が結構ひどいことになる。

ことに、最近気が付いた(-_-;)

気を付けなければ。

ちゃんと修得すれば、かなり楽に早く歩けるようになるのではと個人的には期待している。

自己的に研究しながら、トレーニングに取り入れていけたらと思う。
骨盤1
  


Posted by べる  at 02:45Comments(3)